2024.12.11 経営陣が日ごろ行う" 抽象と具体の行き来 " の重要性が 幹部陣・メンバー層まで浸透
株式会社ネットプロテクションズホールディングスは後払い(BNPL)決済サービスのリーディングカンパニーです。20年以上にわたって後払い決済事業に取り組み、累計取扱件数は5.1億件を突破しました。商取引における資金回収のリスクや手間を大きく削減し、誰もが安心かつスムーズに商取引できる社会の実現を目指しています。
取締役 秋山 瞬 様(写真後列左端)
コンシューマーペイメントセールスグループシニア・アカウントエグゼクティブ 鈴木 大雅 様(写真前列右から二人目)
T2D3研修受講にあたっての狙い
リブ T2D3研修受講にあたって、狙いや課題はどういったものがありましたか?
秋山様 T2D3研修を受講した狙いは、大きく2つあります。
1つ目は、幹部陣およびメンバーのリーダー視座の向上と視点の拡大です。 経営の疑似体験を通じて、幹部やメンバーが「経営の視座」を持って日々の業務に向き合える状態を作ることを目的としていました。また、経営陣が日常的に行っている「抽象と具体を行き来する思考プロセス」の重要性を体感しながら学ぶ機会を設けたいと考えました。
2つ目は、グロース戦略の理解と実践に向けたアクションへの反映です。 具体的には、エンタープライズ市場の開拓を含むグロース戦略のセオリーを学び、それを営業やマーケティング活動に反映させ、より高い成果を目指すことを目的としていました。
T2D3研修によって得た効果
リブ T2D3研修よって得た効果には、どのようなものがありましたか?
秋山様 研修を通じて得られた効果は、大きく2つの学びに集約されます。
1つ目は、「意思決定が全体的に少し保守的であったため、企業として成長するには戦略的な投資が必要であり、勇気を持ってリスクを取ることが重要」という気づきです。
2つ目は、「目先の数字や短期的な課題に囚われすぎた結果、中長期的な視点を見失いがちであったため、今後は中長期的な視点を重視した戦略立案を意識していくべき」という学びです。
これらの学びは、当初の目的や目標にしっかりと合致しており、非常に有意義な研修であったと感じています。
鈴木様 また、想定外の副次効果として、他部門メンバーとの横のつながりが強まった点が挙げられます。研修後には、メンバー同士で飲みに行き、ゲームでの学びを振り返りながら遅くまで活発なコミュニケーションが行われる場面も多々ありました。このような場を通じて、部門間の交流が活性化され、組織の結束力が高まったことも大きな収穫でした。
T2D3研修参加者のコメント
- 今まで現場のことを考えて仕事をするばかりだったが、自分がやっている仕事が経営の数字に結びつく実感を持てました
- 変数がリアルで、実感を持ちながらすすめることができた。手札も多く、自分の業務の中でもっと柔軟にトライしていけることがあるなと気づけました
- 実際の事業運営シーンにおいても生じそうなシチュエーションにぶつかり、また時間が限られるシーンにおいて自分は目の前の数字や事象が気になり過ぎて長期展望を疎かにしてしまうという課題を改めて捉えることが出来ました