2024.11.29 ゲーム形式で経営課題を再現。メンバーレイヤーが経営戦略検討に必要な視点を獲得
株式会社Cloudbaseは、「日本企業が世界を変える時代をつくる。」をミッションに掲げ、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を開発・提供する会社です。AWS・Azure・Google Cloud などのクラウド利用時におけるリスクを統合的に監視・管理できるセキュリティプラットフォームを通し、セキュリティ担当者から運用部門まで、誰もが安全にクラウド環境を管理できるシステムを実現しています。
コーポレート責任者 石原 陽 様
T2D3研修受講にあたっての狙い
リブ T2D3研修受講にあたって、狙いや課題はどういったものがありましたか?
石原様 今まさにT2D3のT1にいる中で、事業として今後どう進むのか、という議論が常にありました。現状はトッププレイヤーが多く活躍している状況ですが、今後より大きく強固な組織を作っていく上では、管理体制の強化や、全社で共通のエッセンスを持つための平準化が課題と考えていました。
T2D3研修によって得た効果
リブ T2D3研修よって得た効果には、どのようなものがありましたか?
石原様 大きく2つあります。 1つはメンバーレイヤーが経営視点への理解を深める良い機会となったことです。ゲーム内でどの施策をどの順序で打つかを検討する際に、馴染みのない施策を目の前にしたときには「実感が湧かない」、「何を優先すべきかが分からない」という声が上がりました。
2つ目は、マネージャーや経営層がより長期的な視点で事業を見通す議論ができたことです。四半期の数字に追われる日常から少し離れ、数年先を見据えてどう進むべきかを、疑似体験を通じて考える機会が得られました。 加えて、スタートアップ企業には事業全体の状態を自己認識できる機会が少ないことを踏まえると、T2D3は経営層やマネージャーがチーム全体の強みや弱みを把握し、どの領域を強化すべきかを明確にするために有用だと感じました。
T2D3を活用することで、役職が上がっても適切に課題認識する機会を持ち、現状維持ではなく『Unlock』し続けることの体現にもつながりそうです。※Unlock:Cloudbase様の無意識の制約から、自分自身を解き放つことを意味するバリュー
T2D3研修をお勧めする企業
リブ 実際に研修を受けていただいて、どのような企業にT2D3研修を勧めたいですか?
石原様 経営層と現場メンバーの距離が開き始めた時期に導入するのが特に効果的だと思います。階層構造が明確になりつつある会社や、マネージャー層が増え始めたタイミングで導入することで、組織全体の一体感を高められます。具体的には、シリーズB手前の成長フェーズにある会社が最適と考えます。
T2D3研修参加者のコメント
- 市場のハプニング、発生するハードシングスなど実力だけでなく運要素もバランス良く加味されていた(自分のチームは運に恵まれたおかげで伸びたところもあったと思う)ものの、それも含めてビジネスだということでリアリティ高くシミュレーションされていると感じました。目の前の資金繰りから投資に切り替えるタイミングなど、学びの多い内容でした。これを再現された開発の方に最大限の賛辞を贈りたいです。
- スタートアップのリアルを実感できました!リスクを取りすぎないのは、逆に良くないことを学べました。」(マネージャーの方からのコメント)