【PRESS RELEASE】先進テクノロジーを活用し新規事業の社会実装を目指す「BEYOND INCUVATION プロジェクト」発足
テクノロジーを活用した新規事業の社会実装を目指す「BEYOND INCUBATION プロジェクト」を発足し、事業の立ち上げからマネタイズまで各種ソリューションを提供する「イノベーション・マネジメント」事業を開始致します。併せて、イノベーションスタジオや研究組織、事業開発DX等の新ソリューションを合わせてローンチ致します。
【プロジェクト発足の背景と概要】
日本における新規事業開発は拡大する一方、その後収益化ができている事業はわずか2割程度であり、新規事業が成果創出できていない状況が続いています。その理由として「新規事業を生むこと」がひとつのゴールとなってしまい、「社会実装」まで至らず、結果的に開発止まり、さらには事業の立ち上げ自体を踏みとどまらせる原因になっています。新規事業において、オープンイノベーションの活用の重要性が問われている一方、課題として、実施するための経営能力や人材不足が挙げられ、事業創出後の事業拡大が難しいと捉えられております。さらには戦略やビジョンの曖昧さがイノベーションの阻害要因となっており、事業立ち上げ後に課題が生じる原因となっています。Web3、AI、メタバースなどデジタル先進技術の成長が著しい昨今、事業拡大・収益化を目指すためには先進技術を活用して企業の潜在的な強みや産業発展の課題と繋ぎ合わせ、事業の可能性を生み出すことが重要です。
大手企業からベンチャー企業まで成果創出伴走コンサルティング支援を行っているリブ・コンサルティングは、“新規事業を創出し、社会への実装”を目指す「BEYOND INCUBATION プロジェクト」を発足します。
本プロジェクトは、特に企業の課題が大きい「新規事業の方針策定~ビジネスモデル策定」フェーズにおいて、より多くの企業が市場にブレークスルーを起こしうる先進テクノロジーの活用を構想し、新たな事業創出・社会実装を実現するため、我々自身が従来のコンサルティングという形態の制約を超えて、提供し得る価値を一から考え直したものが本事業の内容になります。
【今回発表する3つのソリューション】
- 先進技術研究組織「ACROBAT」:先進テクノロジーの中長期的なインパクトだけでなく、直近の市場における事業化可能性を重視した調査により社会実装を加速
- 事業開発DXソリューション:デジタルを活用した事業開発手法を人的な事業開発手法と組み合わせ、スピード、コストパフォーマンス、再現性を向上し事業の成功確度を向上
- 共創イノベーションスタジオ:多様なプレイヤーによるビジョンの結合によって、蓋然性の高い産業の将来像を描き、産業レベルでのイノベーション創出・社会実装を促進
立ち上げからマネタイズ・普及まで伴走型で支援をすることで、企業の新規事業の精度向上、ひいては日本全体の新規事業領域の改革を進めます。
【各種ソリューション】
- 先進技術研究組織「ACROBAT」:先進テクノロジーの中長期的なインパクトだけでなく、直近の市場における事業化可能性の調査を通じて社会実装を加速
「ACROBAT」では、 Web3、AI、メタバースなどの先進技術が社会に対してどのようなインパクトを生み出しうるのか、そしてどのように活用していけばよいのかを研究し、啓蒙することでテクノロジーへの投資および新規事業での活用を促進します。
「ACROBAT」の特徴は、技術イノベーション領域において将来市場に与えるインパクトだけでなく、直近の市場における事業化可能性の探索に重きを置いた調査を通じて社会実装を加速する活動であるという点であり、直近トレンドとして顕在化しつつある領域について、研究を進めていきます。
2 事業開発DXソリューション:デジタルを活用した事業開発手法を人的な事業開発手法と組み合わせ、
スピード、コストパフォーマンス、再現性を向上し事業の成功確度を向上
新規事業の失敗の要因として、事業仮説構築・検証フェーズにおける顧客課題仮説の検証不足が挙げられます。これをデジタルで支援することで、事業失敗のリスクを下げることが本ソリューションの目指すゴールです。
具体的には、事業仮説を検証するためのデジタルMVP(ランディングページ、動画、ホワイトペーパー等)をクイックに開発し、デジタル広告手法等を活用しながら市場の実顧客に対してアプローチすることで、バリュープロポジションや顧客獲得可能性の検証を行います。現在、本ソリューションは開発中となっており、先行トライアルを募集中です。
3 共創イノベーションスタジオ:多様なプレイヤーによるビジョンの結合によって、蓋然性の高い産業の将来像を描き、産業レベルでのイノベーション創出・社会実装を促進
日本国内でも大手企業やベンチャー、多様な専門家がコラボレーションして新規事業を開発するオープンイノベーションが一般化してきましたが、まだ成果創出は限定的です。一つの要因として「オープンイノベーションを形にする」こと自体がゴールになり、産業レベルのイノベーションが起きにくい状況になっていると考えます。
産業の未来を考える大企業、専門家、ベンチャー企業など多様なプレイヤー達がそれぞれ思い描いているビジョンを「フラットな立場」で議論し、結合を試みることによって蓋然性の高い将来像が描かれ産業レベルでのイノベーション創出・社会実装を促進すべく、「ビジョン結合型」の共創イノベーションスタジオを開始します。
多様なプレイヤーが参画し、アセットの結合ではなく「ビジョンの結合」を志向して共創
我々は、上記コンセプトの実証のため、11月29日にWeb3領域をテーマとしたイベントを開催し、成功を収めました。多くの大企業やベンチャー企業の皆様に参画いただき、イベント全体で高い満足度を得られたほか、議論も非常に活発に行われ、参加者の皆様に価値を感じていただいたというお声も多くいただきました。
上記の結果を踏まえ、我々は2023年から共創イノベーションスタジオの本格始動に向けて動きだします。
コンセプト実証(Web3領域 ケース勉強会)は成功、ケースをたたき台にした議論が高評価