SEMINAR/EVENT
セミナー・イベント
「モンスター組織」を手に取っていただいた皆様に向けた、組織変革のあり方を考えるワークショップ型のイベントです。本書で取り上げた8つのケースをもとに、1回につき1ケースずつ題材にして掘り下げます。
世の中には組織にまつわる様々なハウツーが溢れている。シリコンバレーで導入された新制度はすぐにバズワードとなるが、3年後には全く異なるトレンドが生まれ、もてはやされている。
フレームワークや成功事例は、もちろん理解を深め、整理をする上で有効である。が、組織の課題は静的ではなく動的なダイナミズムの中で生じている。従って固有の成功事例をそのままあてはめても組織は変えられない。
万能なフレームワークや事例がない、という前提に立つのなら、組織変革の成功率は経験した症例数に比例する。万能薬に頼るのではなく、正しい病状の特定こそが重要なのである。
本ワークショップでは、8つの「組織変革の事例」を通じて、モンスター化した組織の病状の特定と処方を追体験いただく。
モンスター組織第1回目のワークショップでは「フリーライダー増殖組織の変革」を扱います。
“フリーライダー”とはいわば「自分の貢献はそれほどでもないが組織や他者がもたらしてくれる付加価値の恩恵に預かろうとする人」であり、しっかりと組織メンテナンスしておかないと多くの企業で気付かぬ内に増えてしまいがちな”モンスター”(!)です。特に成長企業においては要注意で、会社が成長して知名度が上がれば上がる程その成長可能性と評判に惹かれて増殖しがちです。
本ワークショップでは、求心力のあるトップとフリーライダー社員の板挟みで苦悩するミドルマネージャーに感情移入しつつも、”フリーライダー発生のメカニズム”を一緒に深堀りしていきたいと思います。
更に後半はワークシートを使いながら「自社への応用」を、また、参加者の皆様のご質問・ご発表に対してもフィードバックを行いながら実践形式で落とし込んでいきます。
加藤 有
株式会社リブ・コンサルティング|執行役員
早稲田大学政治経済学部卒、大手コンサルティングファーム勤務の後、2013年に創業当初のリブ・コンサルティングに参画。企業統合に伴うグループ戦略策定&PMIサポート、中堅中小企業の成長戦略策定等のプロジェクトを数多く務める。最大収益部門の統括、また人財育成・制度改定など働きがい創出を支える。
モンスター組織第2回目のワークショップでは「MBA新社長の戦略独走組織の変革」を扱います。
これまで、確固たる勝ちパターンを築き上げてきた組織が、劇的な環境の変化を乗り越えるため、これまでの勝ちパターンを捨て去り、新たなチャレンジをすることが必要である状況に差し掛かっています。そこで新たなイノベーションを起こそうと立ち上がった新社長!現状の課題を的確に指摘し、解決策を提示し、組織を変えていこうとするものの、抵抗勢力が多く、なかなか変革が進まない。これまでの勝ちパターンにしがみ付いてしまい、結局いつまで経っても何も変化できない…というモンスター組織の話を取り上げます。
新しい変革をしたい新社長と、既存のやり方を守ろうとする役員、それぞれの考え方にフォーカスしながら、変革のために一歩一歩辿るべきステップを、深堀していきたいと思います。
自社が次の成長を果たすためには、組織を変革に導かなくてはならないという次世代リーダーの皆様は、是非ご参加下さい。
小川 純市
株式会社リブ・コンサルティング|チーフコンサルタント
早稲田大学大学院にて工学修士取得、大手コンサルティングファーム勤務の後、2013年に創業当初のリブ・コンサルティングに参画。経営戦略立案から、営業・マーケティング力強化等の成果直結型支援で数多くの実績を残す。大手企業向けに戦略立案から、選抜チームでのパイロット展開、全社への教育体制整備や組織変革まで、戦略から実行フェーズを一貫して担っている。
モンスター組織第3回目のワークショップでは「低体温デジタル組織の変革」を扱います。
「デジタルツールなんかじゃ大事なことが伝わらない、電話か対面でコミュニケーションを取りたい」
と以前からのやり方を変えられないメンバーと、
「コミュニケーションはチャットやメール、WEB会議で十分、対面なんて面倒くさい」
と冷めた態度のデジタルツール世代メンバー。
こうしたコミュニケーションギャップが、組織間の溝を生んでいるケースは少なくありません。第3回では、組織間や世代間のコミュニケーションギャップによる溝や業務連携のしづらさをどうすれば解消できるのか。
また、お互いが生産性高く仕事ができる環境をつくっていくためには、どういったコミュニケーションのあり方が望ましいのか。
これらをテーマに皆さんとディスカッションして掘り下げながら、自社の組織課題にどう応用させられるかを考えていきます。
大島 奈櫻子
株式会社リブ・コンサルティング|マネージャー
神戸大学大学院にて経済学修士取得後、大手経営コンサルティング会社に入社。住宅・建設・不動産業界を中心に50社以上のコンサルティングに従事。自社のネットワーク事業の立ち上げにも携わる。
新規事業立ち上げや海外事業進出等のコンサルティングに携わる傍ら、自社のマーケティング企画の責任者としても活動。
モンスター組織第4回目のワークショップではケース06「肥大化する事業部制組織の変革」を扱います。
創業以来、堅実な経営で会社を支えてきた「旧」主力事業部と、近年急成長した「新」主力事業部。事業部制がうまく機能したがゆえに事業間の交流が乏しくなり、まるで別会社のようになっていた2つの事業部間で、人材不足をきっかけに軋轢が起こり、良好だった会社の風土に影を落とします。さらに「新」事業も市場の成熟期に差し掛かりつつあり、会社として第3の事業を立ち上げなければ今後の経営も盤石ではありません。
このように独立性が高くなりすぎた両事業間でシナジーを起こし、次のステージに進むには何から手をつければよいのでしょうか。
そして経営者、事業部幹部それぞれが果たすべき役割はどのようなものでしょうか。
複数事業を抱える企業におけるセクショナリズムの発生メカニズムと脱却のシナリオを、参加者の皆さんと一緒に紐解いていきたいと思います。
新井 杏里
株式会社リブ・コンサルティング|チーフコンサルタント
京都大学卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。
幅広い業界・規模の企業に対して人事・組織開発関連のコンサルティングを中心に従事。2012年、株式会社リブ・コンサルティング入社。主に人事・組織開発関連のコンサルティングに従事し、組織のステージに合致した柔軟な人事制度の構築によってクライアント企業の成長に貢献する傍ら、自社の人事評価制度の構築、運用にも携わっている。
モンスター組織第5回目のワークショップではケース03「大量採用・大量離職組織」を扱います。
創業期を乗り越え、順調に売上・組織規模の拡大をしてきた会社が新しいステージに挑むタイミングで突然組織規模の踊り場(=社員数の停滞)に陥ることがあります。
この「踊り場」に差し掛かった組織では、いくら採用を強化しても採用した分退職してしまい、それでも事業拡大を進めようとして現場は忙しくなり、また離職者が増え・・・という悪循環に陥りがちです。結果として、社員数がネックとなって事業拡大のチャンスを逃してしまうことになりかねません。こういった状況に陥った企業では、採用条件を良くして人材難を乗り越えようとする傾向がありますが、実は問題の本質は別のところにあります。
「事業づくり」一辺倒できた組織において、「組織づくり」「人づくり」へのシフトを行うためには、誰が何を進めるべきか。
組織成長の踊り場にきた企業における”ステージチェンジ”の秘訣を、参加者の皆様と一緒に解き明かしていきたいと思います
新井 杏里
株式会社リブ・コンサルティング|チーフコンサルタント
京都大学卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。
幅広い業界・規模の企業に対して人事・組織開発関連のコンサルティングを中心に従事。2012年、株式会社リブ・コンサルティング入社。主に人事・組織開発関連のコンサルティングに従事し、組織のステージに合致した柔軟な人事制度の構築によってクライアント企業の成長に貢献する傍ら、自社の人事評価制度の構築、運用にも携わっている。
モンスター組織第6回目のワークショップではケース07「ロスト・アイデンティティ組織の変革」を扱います。
舞台は、創業100年を越える老舗メーカー。市況の変化に伴う売上の減少を食い止めるべく、経営者は外部人材を招き、業績重視の思い切った制度改革に踏み切ります。しかし、改革は却って社内の混乱を招き、貴重な熟練技術者が流出する事態に発展します。
既存の在り方では、持続的な成長は見込めない。しかし、思い切った改革は、現場の反発を生み、これまで培った自社の強みそのものを棄損する恐れがある。経営者が取るべき改革の道筋は、どうあるべきか。
本ワークショップでは、持続的な組織の成長を支える組織改革を正しく行うためのポイント・手順について参加者の皆さんと一緒に紐解いていきたいと思います。
常盤 明由子
株式会社リブ・コンサルティング|コンサルタント
早稲田大学卒。大手メーカー、総合人材サービスを経て、リブ・コンサルティングに入社。人事評価制度構築、人材育成等のコンサルティングに従事。また、リブ・コンサルティングの人事部門の担当として、コンサルタントの採用、育成、組織活性化も担う。
新井 杏里
株式会社リブ・コンサルティング|チーフコンサルタント
京都大学卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。
幅広い業界・規模の企業に対して人事・組織開発関連のコンサルティングを中心に従事。2012年、株式会社リブ・コンサルティング入社。
主に人事・組織開発関連のコンサルティングに従事し、組織のステージに合致した柔軟な人事制度の構築によってクライアント企業の成長に貢献する傍ら、自社の人事評価制度の構築、運用にも携わっている。
書籍「モンスター組織」の8つの「組織変革の事例」を通じて、”モンスター化した組織”の病状の特定と処方を追体験して自社に落とし込む、ワークショップ形式のイベントです。
トップダウン型のリーダーシップで成長を遂げてきたシステム開発
そんな組織をどのように変革していったのでしょうか。
村越 潤
株式会社リブ・コンサルティング
|国際経営コンサルティング協議会認定マスターマネジメントコンサルタント
慶應義塾大学経済学部卒業後、大手経営コンサルティング会社にて住宅・不動産業界、医療業界、自動車業界、食品業界、トイレタリー業界、アミューズメント業界、など様々な業界のコンサルティングに従事。2013年、リブ・コンサルティング参画。タイやマレーシアなどのアジアへの進出に向けたサポートや、アジア現地でのコンサルティングも展開。
大島 奈櫻子
株式会社リブ・コンサルティング|マネージャー
神戸大学大学院にて経済学修士取得後、大手経営コンサルティング会社に入社。住宅・建設・不動産業界を中心に50社以上のコンサルティングに従事。自社のネットワーク事業の立ち上げにも携わる。
新規事業立ち上げや海外事業進出等のコンサルティングに携わる傍ら、自社のマーケティング企画の責任者としても活動。
書籍「モンスター組織」の8つの「組織変革の事例」を通じて、”モンスター化した組織”の病状の特定と処方を追体験して自社に落とし込む、ワークショップ形式のイベントです。
今回は「脱・パワハラ組織」がテーマです。
旧態依然とした営業組織においては、
小林 彩香
株式会社リブ・コンサルティング|コンサルタント
2009年に大手経営コンサルティング会社入社後、2012年株式会社 リブ・コンサルティングに参画。自動車インダストリーにて、Webマーケティングに特化したコンサルティングに従事。現在はマーケティング・セールスに特化したチームに所属し、コンサルティングを行っている。
小川 純市
株式会社リブ・コンサルティング|チーフコンサルタント
早稲田大学大学院にて工学修士取得、大手コンサルティングファーム勤務の後、2013年に創業当初のリブ・コンサルティングに参画。経営戦略立案から、営業・マーケティング力強化等の成果直結型支援で数多くの実績を残す。大手企業向けに戦略立案から、選抜チームでのパイロット展開、全社への教育体制整備や組織変革まで、戦略から実行フェーズを一貫して担っている。
※イベントの詳細内容は予告なしに変更となる場合がございます。
権田 和士
株式会社リブ・コンサルティング|常務取締役・CHRO
早稲田大学卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。様々な業界のマーケティングコンサルティング、経営戦略コンサルティングに従事。米国ミシガン大学に留学し経営学修士(MBA)取得。2014年、リブ・コンサルティングに参画。 現在、常務取締役として海外事業および新規事業、組織開発コンサルティング事業部を統括。クライアントの組織開発だけでなく、自社の組織開発を統括している。