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Akira.T Akira.T

会社最適から社会最適へ
新たに得た視座でEVXという新領域に挑む

会社最適から社会最適へ新たに得た視座でEVXという新領域に挑む

Kenji.Y
シニアマネジャー

経歴

大学卒業後、大手総合電機メーカーを経てリブ・コンサルティングへ入社。モビリティ業界・エネルギー業界を中心に、EVX領域での事業開発やマーケティング・セールス戦略策定など、さまざまなプロジェクトを担当。これまでのEVX領域プロジェクトでの知見・ノウハウをベースとして、カーボンニュートラル実現に向けた各種ソリューションの実装に向け活動中。

転職のきっかけを教えてください

大手電機メーカーで抱えていたジレンマから転職を決意

前職では大手電機メーカーにて7年間在籍し、本部・事業企画や法人営業に携わりました。そこで感じたあるジレンマが、転職の動機となったのです。ひとつ目は、メーカーという立場上、自社商品ありきの営業が原則で、顧客目線でのソリューション提案ができないこと。もうひとつは、社会を変える製品を生み出す事業を担う存在になるまでに、大手企業のキャリアパスでは時間がかかりすぎることでした。


こうしたジレンマを解決するため、提供できるソリューションの幅を広げられるコンサルティングファームを第一希望として転職活動を始めました。リブ・コンサルティングへの入社を決断したのは、「100年後の世界をよくする会社」というミッションとそこに紐づく活動に共感が持てたからです。また、弊社自体がまだまだベンチャー企業であり、早期から事業開発の中核に携われるチャンスがあることも魅力的でした。

現在の仕事内容を教えてください

日本の未来に大きなインパクトを与えるEVXでの取り組み

私は、モビリティ事業における事業開発チームのマネージャーを務めています。現在、特に力を入れているのが、モビリティ領域とエネルギー領域が交わる「EVX(EVトランスフォーメーション)」という領域です。各国がカーボンニュートラルに向けてEVの普及を進める昨今、モビリティ業界は電力エネルギーなどへのアプローチが必須です。同様に、エネルギー業界も今後、モビリティ領域と深く関わっていくこととなります。両者の融合が生まれる領域を、私たちはEVXと呼称しました。この融合によって、事業機会があると考えたのです。

2021年より啓蒙をはじめたEVXについて、私たちは2024年4月にカオスマップを作成し、計100社におよぶEVX関連企業をまとめました。現在は、カオスマップにて定義した11の領域に対して、事業開発の推進をおこなっています。例えば「EV+エネルギーセット販売領域」では、EVの販売と充電設備や太陽光発電システムなどを、顧客に届けるための事業開発プロジェクトを実施しています。「充電インフラ領域」では、EVの普及に伴う充電インフラの最適化を進めるための、事業開発提案をおこなっています。

現状、国内のバッテリーEVの普及率は3%未満と、まだまだ広がる余地を秘めています。そして、モビリティはインフラビジネスのひとつであり、日本の基幹産業です。EVX領域の事業開発が、社会に与えるインパクトは非常に大きく、非常にやりがいを持って取り組めています。

リブ・コンサルティングの事業の強みは?

企業の成長、事業開発にコミットできる確かな行動力

リブ・コンサルティングの強みは「行動力」だと思っています。例えば顧客を支援するときに多くのコンサルティングファームが「現場レベルで一気通貫できる」という点をアピールポイントとして打ち出します。こうした競合他社とリブ・コンサルティングとの違いは、戦略の立案、戦術への落とし込み、現場での実装といった各フェーズでノウハウを持っているということ。これらを駆使して、顧客がもっとも気にする「戦略をもとに売上を伸ばし企業を成長させること」にコミットできるのです。

EVX領域の事業開発においても、行動力は大きな成果をもたらしました。私たちが事業開発で常に意識しているのは、「答えは顧客が知っている」という観点です。もっと言えば、私たちの打ち出した仮説に対して、顧客がどのような反応を示すかを大切にしています。

モビリティ事業においても、MaaS(Mobility as a Service)やグロース支援、デジタル領域などあらゆる領域について議論を重ねました。そして、社内だけで検証を進めるのではなく、こうした仮説をセミナーなどさまざまな形で社外に発信していったのです。業界関係者との交流を幾度も重ねた結果、もっとも顧客が好反応を示したのがEVX領域でした。ときに「泥臭い」とも思える行動を通じて、私たちは社内での見識を深めたり、社外に仲間をつくりながら事業開発に挑戦し続けています。

リブ・コンサルティングの魅力とは?

新しい領域への挑戦を後押ししてくれる環境がある

リブ・コンサルティングのカルチャーで魅力だと感じているのは、「やりたいことを誰も止めない風土がある」ことです。当社には「リブマインド」と呼ばれる11個のマインドがあるのですが、そのなかに「成長へのプライド」という言葉があります。新しいことへのチャレンジを推奨し、応援するというカルチャーが明文化されているのです。


「みんなどんどん新しいことをやっていこう」といった雰囲気は、社内のいたるところで感じられます。例えばEVX領域の事業開発は、経営陣での判断ではなく私ともうひとりのメンバーとが戦略を立案しました。自分たちのやりたいことに対して、数字的な根拠があり「100年後の世界をよくする」というミッションに適っているのであれば、経営陣も積極的に背中を推してくれます。経営陣や周りの環境の後押しがあり、新しい事業に向けて舵を切ることができました。


リブ・コンサルティングは、早い段階から顧客のトップ層と対話できるポジションに就くこともできます。私がはじめてプロジェクトリーダーを務めたのは、入社から約1年後です。プロジェクトリーダーを1年ほど経験すれば、マネージャーなど管理者の立場にチャレンジできます。キャリア採用で入社したメンバー向けの導入研修や、業界未経験者への社内講座の実施、目標とするキャリアを実現するためのサポート体制もあるなど、育成体制も充実しています。

リブ・コンサルティングだからこそ得られるスキルは?

会社最適から社会最適に視座を高められる

リブ・コンサルティングに入社したことで、顧客第一の観点が非常に磨かれました。前職からもその観点は持っていましたが、その濃度がより高くなったと感じています。発端となったのは、当時私の上司だった者からの言葉です。ある大手企業の顧客とお会いするとき、上司は「この会社が何をすれば、社会はよくなると思いますか?」と私に問いかけました。

私はこれまで、プロジェクトを通じて120%全力で顧客に応えることを意識してきました。そうしたある種の「会社最適」の観点から、上司の言葉をきっかけにひとつ視座を高めて「社会最適」の観点でプロジェクトを見る感覚が養われていったのです。「顧客の成長が社会にどのようなよいインパクトを与えるのか」と考えるようになり、提案内容はより未来を見据えたものへと変わっていきました。すると、「会社と社会をよりよくする」という旗を立てたことで、顧客とより良好な関係を構築できるようになったのです。それだけでなく、売上といった短期的な成果にもつながりやすくなりました。

社会最適への視点の切り替えは、EVX領域の事業開拓にも生かされています。モビリティ領域もエネルギー領域も、日本が世界をリードできる基幹産業です。しかし、EVの普及でモビリティとエネルギーが切っても切り離せない関係性になりつつあるなか、二つの領域の融合や最適化に取り組む企業はあまりに少ない状態でした。

モビリティとエネルギーの融合と最適化は、確実にこれからの日本社会に間違いなくよい変化をもたらします。そこで、モビリティ領域での実績が豊富な私たちがEVXに取り組むことで、二つの領域にブレイクスルーを起こそうと考えたのです。

リブ・コンサルティングで働いてみて感じることは?

事業開発能力を磨き顧客・社会をよりよくしたい人にとって最高の会社

リブ・コンサルティングは、「事業開発力を次の日本のスタンダードにする」という目標を掲げています。その言葉のとおり、当社は13期とまだまだ若い企業であり、事業開発を積極的におこなっています。私が携わるEVX領域についても、できることはまだまだたくさんあると思っています。よく日本はEV後進国と言われますが、世界的に見るとバリューチェーンの幅広い分野で、日本の存在感を示せる場所があると考えています。


また、EVX領域は人口減少の一途をたどる日本において、地方の移動や暮らしの根幹を支える産業になるポテンシャルも秘めています。エネルギーとモビリティの融合の推進は、サステナブルで暮らしやすい社会を日本全国に生み出すチャンスの創出になるとも考えています。どちらの分野においても、業界を牽引する大手企業と協力しつつ、EVX領域の事業開発をエグゼキューション(実行)し成果を出すことに、私たちはこだわり続けています。


社会最適の視点で、顧客や日本社会をよくするための事業を生み出したいという人。現職で、顧客第一という観点で仕事をすることに対するジレンマをかかえている人。そんな人々にとって、リブ・コンサルティングは最高の環境が整っていると思います。

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