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Akira.T Akira.T

現場に眠る技術を世へ送り出す
“企業再生コンサルタント”から
“新規事業開発”コンサルタントへ

現場に眠る技術を世へ送り出す“企業再生コンサルタント”から“新規事業開発”コンサルタントへ

Takashi.M
プリンシパル

経歴

メーカーにて12年間、設計開発業務に従事。その後コンサルタントに転身し、株式会社経営共創基盤(IGPI)にてディレクターとしてエンジニアリングチェーン改革を中心としたコンサルティング業務を担当。さらにパナソニック コネクト株式会社にて参事としてDX導入・開発支援を経験し、2022年1月よりリブ・コンサルティングに参画。現在はエンタープライズ事業本部にて、技術起点の新規事業開発を支援している。

転職のきっかけを教えてください

コンサルタントとしての成長を求めてリブ・コンサルティングへ

私のキャリアはメーカーからスタートしました。12年間、エンジニアとして製品の設計などを担当したのですが、設計を担う私たちとお客様との間には、営業部門やマーケティング部門、そして販売会社様がいました。このお客様との「距離の遠さ」に違和感があり、もっと身近な関係でお客様の声を聞くために、ものづくりのプロセス全体を改善したい。そうした想いから、コンサルタントへの転身を決意しました。


コンサルタントとしての最初の転職先であるIGPIでは、エンジニアリングチェーン改革などに携わりました。その後、パナソニックコネクトでDX系の支援やソリューション導入を経験しています。その後、私は次第にDXと新規事業開発を組み合わせた支援に興味を持つようになりました。既存の組織体制を改善するという企業再生に近いプロジェクトを経験し、今度は新規事業開発を支援できるようになりたいと思い始めたのです。


リブ・コンサルティングへ転職したのは、「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」というミッションのもと、積極的に新規事業開発を支援していたからです。また、20〜30代の若いメンバーのレベルが非常に高く、彼ら/彼女らとの仕事で私自身も大きく成長できると考えました。

現在の仕事内容を教えてください

会社に眠る技術の価値を世に送り出す“翻訳家”

現在は、エンタープライズ事業本部に在籍し、「会社に眠る技術を掘り起こし、新たな事業を生み出す」というプロジェクトを支援しています。素晴らしい技術を持っていながら、活用法が見つからずお蔵入りになっている企業は少なくありません。そうした「世に出る機会を待ち望んでいる技術」に着目し、その技術を起点とした新規事業の可能性を模索・提案することが、私たちの仕事です。技術に精通した現場の方々と経営陣の方々の間に立ち、事業開発に必要な情報を整理して伝える翻訳家の役割を担っていると言えるでしょう。


例えば、ある企業では10年以上もの間、基礎研究を続けてきた「3D細胞培養」という技術がありました。素晴らしい技術であるものの、どのように事業化すれば良いのか、具体的な活用方法を見出せずに悩んでいました。そこで、リブ・コンサルティングはこの技術の可能性を見出し、医療分野での活用を提案したのです。この提案を進めるにあたり、当社のアドバイザーである宮田裕章氏(慶應義塾大学教授)をはじめ、業界関係者へのヒアリングを重ねました。そして、医療業界の業界構造や、患者、医療従事者それぞれのニーズを分析し、事業化に向けた道筋を明確にしたことで、この技術の価値を経営陣の皆様に提示することができたのです。

リブ・コンサルティングの事業の強みは?

現場理解を重ねて顧客の成果にコミットする

リブ・コンサルティングの強みは、顧客の置かれた状況を深く理解し、現場の状況に即した具体的な解決策を提示できる点にあります。机上の空論ではなく、クライアントにとって本当に役立つ、実現可能な提案を行うという意識が、ベテランから若手まで浸透しているのです。


コンサルタントとして、顧客の成果を第一に考えることは当然です。しかし現場感がないまま、ありきたりな一般論や調査すれば誰でも分かる内容をまとめただけの提案では、顧客の成果に貢献することはできません。


当社はそのことを前提に、顧客との直接的なコミュニケーションを重ね実態の把握に努めています。また、業界に精通する社内外の専門家にも積極的に話を伺うようにしています。先ほどの3D細胞培養技術の事業化支援では、技術的な側面だけでなく、医療業界の構造や商習慣、患者や医療従事者のニーズなどを徹底的に調査しました。その上で、現実的な事業計画を策定していったのです。

リブ・コンサルティングの魅力とは?

若手コンサルタントの成長意欲とそれを支えるネットワーク

リブ・コンサルティングで働くなかで、一番の魅力だと感じているのは、若手コンサルタントの成長意欲の高さです。20代の社員も多く、チャレンジ精神旺盛で、新しい知識やスキルを積極的に吸収しようという意欲にあふれています。例えば、私が担当した3D細胞培養技術の事業化支援プロジェクトでは、医療業界の知識が不足していた若手コンサルタントたちが、わずか半年間で専門知識を習得し、クライアントへの提案に大きく貢献してくれました。


成長意欲を支えるのが、現場の肌感を掴むのに役立つネットワークが構築されていることだと思います。リブ・コンサルティングには宮田先生をはじめ、直接的・間接的に各業界に精通した専門家とのつながりがあります。顧客に貢献しようという強い想いを抱くコンサルタントが、こうしたネットワークをフル活用することで、質の高い成果を生み出すことができるのではないでしょうか。

リブ・コンサルティングだからこそ得られるスキルは?

企業に眠る技術から新規事業のシナリオを描く力

リブ・コンサルティングに入社して、私が特に伸ばすことができたと感じているスキルは、「企業に眠る技術を基に新規事業のシナリオを描く力」です。とある新規技術を起点とした事業開発を支援するプロジェクトにて、私はどのようにこの技術を販売するかについて考える機会がありました。ここで重要だったのは、その技術(製品)の導入が、お客様にとってどのようなメリットをもたらすのかを、定量的に示さなくてはならなかったという点です。


私は技術の詳細を調べ、ビジネスモデルを構築し、その技術の導入コストを算出しました。そして、お客様にはどのような「導入コストを上回る利益」があるのかを、ストーリー仕立てで構築していったのです。これまで、既存事業の改善や業務効率化などに携わってきた私にとって、何もないところから新しい事業を創り出すことは、大きなチャレンジでした。


またエンジニア出身である私は、技術への興味関心が強すぎるがあまり、技術に精通していない方々に分かりやすく伝えるという客観的視点を見失いがちでした。


リブ・コンサルティングのメンバーは、そうした私の弱点を指摘してくれます。そのおかげで、徐々に技術の可能性を最大限に引き出した、ストーリー性の高い提案ができるようになってきたと感じています。

リブ・コンサルティングで働いてみて感じることは?

顧客や社会をよりよくしたいという想いに満ちあふれている

リブ・コンサルティングは、一言で表すと「勢いのある会社」です。「100年後の世界を良くする会社を創る」という壮大なビジョンに対して、メンバー全員が前を向いて突き進もうという姿勢を感じます。全社集会などの場では、社員一人ひとりが年齢や経験に関係なく、自分の意見を積極的に発信しています。アイディアに対して冷笑する様子はみじんも感じません。仲間たちが出したアイディアを肯定的に受け止めて、その実現に向けて議論を重ねる。そんな当社の雰囲気は、私に日々大きな刺激を与えてくれます。


リブ・コンサルティングは、「顧客や社会の成果に直接貢献できる仕事がしたい」という野心を持った人にとって、最高の環境を提供してくれる会社です。私は今後、若手コンサルタントに自分の経験や知見を伝えていきつつ、より顧客の成果につながる支援を実現していければと考えています。社会にインパクトを与えるようなプロジェクトに貢献して、自分の子どもたちの世代に、より良い社会を引き継いでいきたいですね。

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