社会課題に向き合い胸躍る未来を作る。リブ・コンサルティングの新規事業開発支援を若手社員&マネージャー社員が語る
CROSS TALK

「100年後の世界をよくする」ためのチャレンジができる環境

―― 今回は、新卒2・3年目、マネージャーと幅広いキャリアの皆さんに集まっていただきました。まずは、皆さんのキャリアと現在の仕事について教えていただけますか?

Daisuke.M(マネージャー) 私は大学卒業後、大手広告代理店で12年間勤めた後、2017年にリブ・コンサルティングに入社しました。入社後はベンチャーコンサルティング領域のマネージャーを務め、現在のCXインダストリー事業部の前進となる、大企業向けコンサルティングチームの立ち上げに携わりました。

現在はCXグループ事業開発事業部のディレクターとして、クライアントの事業課題に紐づく経営課題全般に対応しつつ、チームを率いています。

Masaya.N(入社3年目) 私は東京大学を卒業後、2020年にリブ・コンサルティングへ入社しました。現在は、自動車をはじめとした移動にまつわる産業や、その周辺領域を支援するモビリティインダストリー事業部に所属しています。

私はチームの一員として、同領域の事業開発やベンチャー※グロース案件を多く担当しています。

※グロース
企業の成長阻害要因を分析し、検証や改善施策のPDCAをスピーディーに回していくことで、継続的な顧客獲得や売上拡大を図り、最終的には企業の成長(Growth)を目指すこと。

Yuki.H(入社2年目) 私は東京大学を卒業後、2021年にリブ・コンサルティングへ入社しました。入社後はCXインダストリー事業部の新規事業開発チームの一員として、新規事業開発から※ビジネスデューデリジェンス、経営戦略策定案件などを担当しています。

※ビジネスデューデリジェンス
買収先の将来性やシナジー効果を分析するプロセスのこと。

Daisuke.M いきなり脱線してしまいますが、2人が新卒入社を決めたきっかけと、入社後のGAPを聞いてもいいですか?

Yuki.H コンサルティング業界を目指し始めたのは、正直に言うと「なんとなく気になる」からでした(笑)。ただ、就職活動中に「企業したい」「主体的に人生のかじ取りをしたい」という想いが強まり、コンサルティング業界の志望度が高まりました。

数あるコンサルティングファームの中で、リブ・コンサルティングを選んだ理由は「チャレンジの機会が多い」と感じたからです。入社後のかなり早い段階から、数多くの現場でクライアント様に向き合う機会を積み重ねられるというのが、私のロードマップにぴたりとハマりました。

実際、入社後は多くの打席に立っています。その都度コンサルティング業務の難しさと直面していますが、自分にできる役割を考えつつ、価値提供しようと工夫を重ねています。

Masaya.N 私は、世の中の解決されていない課題に取り組みたいという思いで、当初は官僚の道を志していました。しかし進路を考える過程で、ルールメーカーではなく手触り感のある仕事がしたいと思い、民間企業への就職を決めました。

就職活動では、「事業開発を経験したい」「世の中にいいことをしたい」という2つの軸を大切にしていました。その過程でリブ・コンサルティングと出会い、Mさんとも話をさせていただきました。

Mさんをはじめ、多くの社員の皆さんとお話させていただく中で、会社が掲げるビジョン「100年後の世界をよくする会社を増やす」に、真剣に向き合っていると感じました。また、リブ・コンサルティングは自社自身がベンチャー企業ということで、クライアントの事業開発を一人称視点で捉えることができます。こうした背景から、リブ・コンサルティングへの入社を決めました。

入社後の一番のギャップは、当たり前ですが「まったく歯が立たなかった」ことです(笑)。ちなみに、リブ・コンサルティングのセールスは、「やりたい案件は自分で取ってくる」という特徴があります。私やHさんのように、打席に立つ機会を求める若手にとっては、非常に恵まれた環境です。今も多くの案件をこなしつつ、実力を磨いています。

あらゆる企業が新規事業開発に取り組む時代。今後のキーワードは「DX」

―― 3人とも、事業開発の支援に関わっているのですね。

Daisuke.M 事業開発というのは、企業が新たな飛躍―非連続的成長を遂げる上で必要不可欠なアクションです。

参考元:https://big-mac.jp/blog/with-discontinuous-growth/

Daisuke.M リブ・コンサルティングは長らく、事業部を問わず事業開発に取り組んできましたが、ここ数年、あらゆる企業にとって「事業開発」が最大のイシューとなっています。そこで、私たちも新規事業開発を1つの事業部として、重点案件として取り組むようになったのです

―― なぜ、規模を問わず多くの企業が事業開発に重点を置き始めたのですか?

Daisuke.M 日本のほぼすべての産業が、成熟産業となっていることが挙げられます。これまでのやり方、今の市場のシェアの奪い合いでは企業の成長も維持も難しい。だからこそ、新しい領域に飛び出そうという動きが広がっています。こうした動きに合わせて、多くのコンサルティングファームが新規事業開発に取り組み始めたというのが、現在のトレンドです。

その中で、リブ・コンサルティングは ベンチャー企業や中小企業のとの新規事業を通じて、数字づくりに取り組んできました。その実績を評価いただいたことで、今の立ち位置を築けたのだと考えています。

―― 今後の事業開発コンサルティングは、なにに注目していますか?

Daisuke.M 今後の行く末を大きく左右するのは、「DX領域」だと考えています。なぜなら、これまでの成功モデルや既得権益、業界構造が一変する領域こそが、DXだからです。

これまでの事業開発といえば、「既存マーケットでの新しい商品創出」を意味していました。しかしこれからの事業開発は、「新規マーケットの創出」が中心となります。そうなると、DXによって変化する社会基盤を、現場感を持って捉えることが必要となります。

その上で、DX領域やベンチャー企業のコンサルティングに取り組みながら、リアリティをもって事業開発を生み出せるようになっていこうというのが今目指している姿になります。

世の中に貢献できている実感が自分を成長させてくれる

―― 2人は実際に、どんなプロジェクトに携わってきましたか?

Masaya.N 私はある大手エネルギーメーカーと共に、高齢者を中心とした地方の移動難民の課題を解決するというプロジェクトを進めています。ここでは、「オンデマンド交通」というサービスの展開を提案しました。

オンデマンド交通は、タクシーのように呼ぶことができて、バスのように乗合であるというモビリティサービスです。オンデマンド交通があれば、定期路線のない地域でも、比較的安価に生活を維持しやすくなります。

とはいえ、オンデマンド交通だけではマネタイズが困難です。そこで、地域の小売店と連携して広告モデルを考えるなど、移動以外の社会課題と組み合わせた提案によって、問題の解決を図りました。

もう1つは、大手総合商社と進めている「マルチモーダル」というサービスの開発プロジェクトです。マルチモーダルは複数の形式・手段といった複合語です。このサービスでは、目的地までの最適なルートと、それに不随する移動ソリューションを複数表示しつつ、ワンストップで決済・利用できます。

このプロジェクトでは、世界最大のマルチモーダルサービスの日本展開を支援しました。移動需要を喚起して経済を回していこう、人々の移動データをよりよく活用していこうという思いを、プロジェクトに込めました。

―― どちらもかなり規模の大きいプロジェクトですが、Nさんはどのような役割を任されているのですか?

Masaya.N 課題解決の最適解を探していくために、プロジェクトのプランニングから検証までほぼ全てに関わりました。

手順としては、まずビジネスモデルを描きます。ペイン=困りごと・課題の解像度を高めつつ、ペインに対してどのようなソリューションが成り立つのか、それは事業として成り立つのかを検証します。そして、検証からマネタイズの方法を、仮説として立てていくのです。

もちろん、プランニングだけでは絵に描いた餅です。その後、ユーザーへのヒアリングなどの検証を行い、マネタイズが可能かを確かめていきます。

プロジェクトを通じて、新しい価値を世の中に創出することにとてもやりがいを感じられました。また、ユーザーのペインの解像度を高める過程で「当事者意識」も芽生えて、世の中のためになることをしているという実感が、一層強くなりました。

クライアント様のサービスが、世の中をよくするという実感が私にとってのドライバーとなり、その実感でさらにパフォーマンスが上がっていく。リブ・コンサルティングにいることで、とてもよいサイクルに身を置けていると感じています。

―― Hさんはいかがですか?

Yuki.H Nさんがゼロから事業を立ち上げた話だったので、私は別の切り口のプロジェクトを紹介したいと思います。例えば、私はイベント系会社の支援プロジェクトに携わりました。クライアント様は、これまで事業領域に対する自社のケイパビリティや、将来の市場感を掴みきれていませんでした。

リブ・コンサルティングは3ヶ月という短い期間で、クライアント様の「勝てる領域」を探っていったのです

ここでのポイントは、クライアント様の置かれている業界を理解することでした。そこで私たちは、インターネットや文献を利用したリサーチや専門家へのインタビューを通じて、市場調査を始めました。

私たちは業界の背景への偏見がないからこそ、フラットな目線で話を聞くことができます。ここで得られた情報を元に、仮説を立ててクライアント様に提案するのは、大きなやりがいにもつながりました。なぜなら、私たちが調べ提案したことが、クライアント様の価値創出につながるからです

新規事業開発は、クライアント様にとって社運を賭けたプロジェクトであるケースが非常に多いです。そこに私たちが介入することで、クライアント様はこれまで把握できなかった課題やニーズを理解し、視野を広げることができます。

私たちの支援が、クライアント様に与えるインパクトの大きさを思うほど、責任感と同時に仕事の意義を実感できます。

新たな世界を進む羅針盤を一緒に作りたい

―― Mさんから見て、若手社員の活躍はいかがですか?

Daisuke.M とても頼もしいです。リブ・コンサルティングの仕事では、既得権益を打破することで新しい価値観を創出・アクションするシーンがたくさんあります。そこで求められるのは、新規事業を生み出すことに興味・関心を抱く姿勢です。

さらに、経営者をサポートする私たちには、彼ら・彼女らの見えていない未来を克明に描きリードすることが求められます。Web3をはじめとしたデジタルの新技術はもちろん、新領域に関心を持ち続け、新しい世界を創りたいというマインドを、2人は持っています。

加えて、リブ・コンサルティングでは新しいスキルを身につけ成長・活躍できる環境があります。2人はすでにプロジェクトには欠かせないメンバーですが、同時に今後の成長もとても楽しみです。

―― これからの活躍がますます楽しみですね。最後に改めて、リブ・コンサルティングで働く魅力について教えてください。

Masaya.N クライアント様のアセットを借りしつつ、社会課題解決というテーマに取り組めることです。「100年後の世界をよくする会社を増やす」という価値観に、本気でコミットしていける環境がとても心地いいです。

リブ・コンサルティングはコンサルティングファームでありながら、「コンサル屋さん」を目指している人はほとんどいないと思います。実践者として、課題解決のために手を動かしたいと考えられる人は、この会社にピッタリだと思います。

Yuki.H 「視座を上げられる環境がある」というのが、私にとってのリブ・コンサルティングの魅力です。今の時代、ファーストキャリアで起業を目指す人は少なくありません。たまたまインターンで働いた会社と、同じ領域で起業する人も多いでしょう。

しかし、私はリブ・コンサルティングで働いてから、そういった選択が「自分の人生の舵取りをする」ことにつながるわけではないと考えるようになりました。なぜなら、この会社で若くして数多くの業界のクライアント様と関わり、経営というものに触れることができたからです

会社のことを俯瞰して捉えることができつつ、実務では事業開発の意思決定を、現場に落とし込んでいく。そうした一連の仕事のすべてが、自分が将来やりたいことにつながっている感覚があります。起業したい、会社を経営したい、事業を立ち上げたい。そう考える人にこそ、リブ・コンサルティングは合っていると思います。

Daisuke.M リブ・コンサルティングで新規事業開発に取り組む面白さは、それがクライアント様から求められているという点にあります

クライアント様は、私たちに「自分たちの知らないことを知っている」という期待を持っていて、そこに価値を感じて声をかけてくださっているのです。期待に応えつつ、クライアント様と伴走しながら新規事業を作り上げていくのは、とても大変ですが同時にものすごくやりがいがあります。

誰も正解が分からない領域で、成功の蓋然性を高めるために現場での知見を蓄え、新しい世界へと進む羅針盤となることこそが、この仕事の最大の魅力だと思います

リブ・コンサルティングは今後、DXやZ世代をターゲットに新しい事業をどんどん立ち上げていくので、これから入社する皆さんはより面白い羅針盤作りに携われるはずです。

このような世界観において、過去の成功は意味を成しません。新しいメンバーの方々が先頭に立って、未来を作ってほしいと思います。そういう仕事にワクワクできる人と、一緒に仕事をしていきたいですね。