EVシフトにより生まれる
新たな事業へのアプローチ
生まれる新たなビジネスの勝ち筋を探る提言書
世界的にカーボンニュートラルへの動きが急速に進むが、その中でも「自動車・蓄電池産業」の領域が、カーボンニュートラル化に向けた「一丁目一番地」といわれている。
このような環境の中、EVを起点として、モビリティ領域のプレイヤーが新しくエネルギービジネスへ参入し、逆にエネルギー領域のプレイヤーがモビリティ関連ビジネスを始めるといった“相互乗り入れ”が起きており、この領域の中で新たなサービスやソリューションが生まれつつある。
この状況こそが、「EVX(EVトランスフォーメーション)」と表現できる。
本書は、EVシフトが進展する背景などの基礎知識の説明や、EVX領域でのビジネスの枠組を整理するだけでなく、新しい事業をつくっていくうえでのポイントや、そのポイントに対して、どのようなアプローチをすることで成功の確率が上がっていくのかにも焦点を当てる。
さらに、EVシフトをチャンスと捉える企業が、EVX領域で、どのような事業を開発・展開しようとしているのかも描いていく。
EVXにおいて、事業を成功へと導く実践的な答えが、本書にある!
書名: | EVトランスフォーメーション |
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監修: | 株式会社リブ・コンサルティング |
発行: | 株式会社プレジデント社 |
定価: | 1,980円(本体1,800円+10%) |
ISBN: | ISBN-10 : 4833452170 ISBN-13 : 978-4833452175 |
本書の内容
- Chapter1 「脱炭素」時代のEVシフト
・まずは把握したい、カーボンニュートラス化への「3原則」
・「自動車」「蓄電池」。なぜ、この分野での重要性が高まるのか
・欧州に学ぶ。官民連携の国家戦略とルールづくり
・今、急ピッチで進む「日本版EVシフト」の現状と問題点
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Chapter2
日本で、EVは本当に
定着するのか ・地域・利用目的・車種……、普及へのシナリオを考える
・走行距離・充電時間・中古車価格・大型輸送。4つの課題
・導入→急成長→停滞→安定成長。EVの浸透ステップを予測する
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Chapter3
変化するバリューチェーンを
理解する ・生まれるもの、無くなるもの……。この流れを的確につかむ
・忘れてはならない、「置き換わるもの」。何が、どうなるのか
・今後の変化を読み切ることで、新しい事業機会と出会える!
・エネルギーバリューチェーンには、何が起こるのか?
- 【特別インタビュー】
EVシフト先進国、EUのグリーン化戦略に学ぶ
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Chapter4
EVX(EVトランスフォーメーション)
にある事業の可能性 ・成長戦略のハブは、モビリティとエネルギーの融合にアリ!
・どんな付加価値をEVにそえるかが、サービス供給領域の肝
・収益化を図るための、プラスアルファの付加価値創出とは?
・EVのコア、バッテリーを使い尽くすBaaSビジネス
・EMS領域か、VPPまでいくかはマネタイズ戦略と体力次第
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Chapter5
EVX領域の新規事業開発。
その要諦とは? ・「政策」「行動変容」「ユーザー目線」。これで事業開発の成功を!
・「ビジネス“with”サステナビリティ」発想でパーパスを設定する
・ゼロスタートの新規事業開発は、3人体制がベスト!
・事業ドメイン×バリューカプセルで、事業開発の可能性を探る
・向き合うべき市場課題とバリューカプセル起点で新規事業を生む
・アジャイル型新規事業開発で、アイデアを正解に近づける
・事業性評価は「インパクト」重視。厳格に判断する冷静さも必要
・会社とプロジェクトメンバーの“本気度”こそが、事業化への絶対条件
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Chapter6
好機を見出す、「EVX」
新ビジネスモデル10 ・Case01 / 「EV×MaaS」- Uber Japan株式会社
・Case02 / 「EV導入支援サービス」- 住友三井オートサービス株式会社
・Case03 / 「EV+エネルギーセット販売」- トヨタユナイテッド静岡株式会社
・Case04 / 「BCP」- パナソニック株式会社
・Case05 / 「充電インフラ」- ENEOS株式会社
・Case06 / 「BaaS」- 株式会社EVモーターズ・ジャパン
・Case07 / 「EMS(エネルギーマネジメントシステム)」- 自然電力株式会社
・Case08 / 「VPP」- 関西電力株式会社
・Case09 / 「V2X」- イオンモール株式会社
・Case10 / 「EVフリート」- 富士通株式会社
- おわりに
- 株式会社リブ・コンサルティングとは?
日本におけるMaaSを加速させるべく、
MaaSの事業化/マネタイズを目指しているビジネスリーダーのために
ノウハウ・事例・インサイトを提供していく「note」を更新中。
全てのMaaSビジネスリーダーにとって
バイブルとなるよう定期的に配信していきます。