2018.12.11

クライアントに、どこまでも向き合えるコンサルティングファーム

まず、辻さんの経歴を教えてください。

学生時代は商標や知的財産関連のゼミに所属しており、卒業後は3年ほど中小のメーカーに勤めていました。そこで、企業が抱える製造や営業の悩みを目の当たりにし、少しでも自分の手で改善したいと考えるようになりました。しかし、内側から変革しようと試みたものの難しく、どうしても壁に当たってしまい、外側から企業にアプローチできるコンサルタントを本格的に目指し始めました。

 

良い意味で"スコープを決めない”コンサルティング

—数あるコンサルティングファームの中でも、なぜリブ・コンサルティング(以下リブ)を選ばれたのですか?

リブを選んだ理由は3つあります。

1つ目に、オーナーさまも含めた中小企業のお客様に対してアプローチができるという点です。元々新卒で中小企業に入社したため、転職後も、日本の9割を占める中小企業に関わっていきたいと考えていました。その基盤がリブでは既に実現されているということは非常に魅力的でした。

2つ目の理由として、働き方や教育・評価制度などがきちんと整っている点が挙げられます。私にとって、子育てとのペースと合うかどうかは転職する上で非常に重要な問題でした。

3つ目は良い意味で“スコープを決めない”という点です。一般的なコンサルティングファームだとスコープから外れたら追加料金がかかってしまうのですが、リブの場合は、クライアントの成果につながることであれば、たとえそれがスコープの外であっても、ぶつけてみることができます。企業の成長に応じた変革のきっかけを作りたいですし、「スコープを決めたくない」という私自身の志向とリブのスタイルが合致していたためリブを選ばせていただきました。

—それでは、実際にリブに入社されて感じたリブの企業体としての魅力などを教えてください。

まず、入社前に聞いていた制度などが実際に実現されており、きちんと地に足つけて実行されていることにとても驚きました。また、社員もとても優しい人が多く、昔のプロジェクトについて尋ねるとすぐに教えてくれるので、部門を超えたコミュニケーションをきちんととることのできる会社だなと感じました。さらに、リブのコンサルタントはいくつも案件を抱えているのですが、社員の誰一人とて手を抜かず、仕事に対する姿勢に感銘を受けました。お客様に対しても、進捗管理をするだけではなく、結果を確認するために頻繁に連絡をとるなど、お客様を大切にし、自分の身内のように関わっている非常に温かい組織であると感じました。

また、入社して一番驚いたことは、「コンサルタントが本格的に営業をする」ということです。リブではアソシエイトの頃から新規顧客獲得のマーケティング活動に深く関わることができます。実は、営業やセールスの仕組みづくりのコンサルティングが強いというリブの長所はこの活動から生まれてきていると感じます。「オーナーの方の気持ちや苦労を実体験で理解することで、社員全員が本気で営業活動の改善の提案を行い、さらに質の高いソリューションが提供できるようになる」という育成プロセスの一環という機能も果たしているのです。

社員みんなで働きやすい環境を創る

—それでは、辻さんの、母親としてのリブでの働き方や、育児と仕事の両立方法についてお伺いできますか?

リブは、母親としても非常に働きやすい組織だと感じています。管理部門の方々も気さくに接してくれるため、家庭の話も相談しやすいです。また、経営陣も、時代に合わせた働き方を実施していこうという考えを持っているので、仕事と家庭とのバランスをとって案件の量を調整することなど協力が得られやすいです。しっかりアウトプットを出せるのであれば、半日子供を見ていて仕事ができなくても、自分の調整次第でフレキシブルに対応してもらえるので非常にありがたいです。

—最後に、辻さんが今後リブでやっていきたいことや将来についてお聞かせください。

戦略グループに配属になったため、まずは戦略グループで必要なスキルを身につけたいです。そして、将来的にはコンサルタントとして市場を切り開く力を身につけ、都市部以外の地域でのコンサルティング支援をさらに推し進めるために、リブの拠点を作りたいと構想しています。人口が都市に集中してしまうことの問題や、自分自身が子育てを地方で行いたいという考えを持っているため、社会に自分の能力を還元するという人生を通じての目標の一環でまずは地方に自分の力で何か価値を提供したいのです。

一覧に戻る