思い切り挑戦できる
企業文化づくり
～トヨタモビリティ東京の挑戦～
- agenda
- トヨタモビリティ東京が企業文化の変革に取り組んだ本当の理由
- 「社員・お客様・地域の幸せ」を創る企業文化への変革にむけた取り組み
- 「企業文化の変革」における「最大のハードル」とは？
- 今後の目指す姿と課題の解決にむけた取り組み
今回の基調講演は「思い切り挑戦できる企業文化づくり」と題して、トヨタモビリティ東京株式会社の執行役員である山本雅秀氏とリブ・コンサルティングの窪谷との対談形式で行います。
2019年にトヨタ系ディーラー5社が統合し「トヨタモビリティ東京」としてスタート。その後、統合企業として努力を続けるも2021年に不正車検の事実が発覚。これを機に、企業文化の変革に本格的に着手され、現在もその活動は続いています。具体的には、「現場の困りごとの改善・解消」から始め、「役員陣の意識改革」「部長陣の現場支援力の向上」「本社メンバーの店舗サポート体制強化」「サービススタッフの環境改善」「女性社員やシニア社員の更なる活躍」「社員の意見を経営陣に届ける場作り」など、“真の企業文化の変革”にむけた取り組みが、社内の様々な立場の方によって進められています。
その変革の中で旗を振り続けている山本氏に、これまでの取り組みの内容や感じられた変化、一方、取り組みの過程で発生した問題やなかなか変化を生み出せずにいること、そして今後に向けた課題を伺います。基調講演の最後は、弊社からディーラー経営者が解決すべき経営課題について提言させていただきます。
speaker
- 山本 雅秀 氏
- トヨタモビリティ東京株式会社 執行役員
担当：BR社内変革推進室・お客様関連部・正しいことを正しく推進部
- 1986年 東京トヨペットに整備職として入社。後に営業職に転じ、店長、トヨタエリア統括部長に昇進。杉並区を統括するエリア長時代には、区内９店舗を「杉並ナイン」と称し、区と連携して地域貢献活動を行うなど、常に『町いちばんのお店』を目指してきた。
【経歴】 1986年 東京トヨペット 入社／2014年 同社 新規客開拓室長／2016年 同社 南多摩営業部長／2018年 同社 武蔵野・北部営業部長／2019年 トヨタモビリティ東京 トヨタ第６営業部長／2020年 同社 トヨタ第６エリア統括部長／2021年 同社 経営戦略室長／2021年 同社 BR社内改革推進室長／2022年 同社 執行役員
【座右の銘】 わりと世のため人のため 【趣味】 料理、おしゃべり、飲み会
facilitator
- 窪谷 隆志
- 株式会社リブ・コンサルティング
モビリティ事業部 シニアマネージャー
- 明治大学卒業後、大手都市銀行、ディズニー関連企業を経て国内コンサルティング会社でコンサルタント職を開始。リブ・コンサルティングではモビリティ関連企業の事業開発、組織開発のコンサルティングを手掛けている。
次世代ディーラーの
地域共創視点での事業戦略とは
- agenda
- 両利きの経営が求められるカーディーラーに「今」求められる事業方針とは
- 顧客の高齢化の中で顧客構造をどのように変えていくか
- Beyond Cardealerとして考える「地域共創」の定義とは
- 地域共創を実現する事業アイディアとは
- 各社取組事例 ～目指す方向と実行ハードルの解除策～
人口減少や自動車の高性能化に伴う平均使用年数の増加、またメーカーのダイレクトセリングなど、カーディーラーの将来を考えると市場が縮小することは不可避であると言える。そのような中で、次世代のカーディーラー を作っていくためには「既存事業の深化」と「将来に向けた探索（＝事業開発）」という両利きの経営が求められている。このパートでは、カーディーラーが「今」取り組むべき事業方針を考え、地域貢献を自社以外の企業や自治体と共に創る「共創」という言葉で捉え、将来に向けたカーディーラーとしての事業開発を実事例を用いて紐解いてまいります。Beyond Cardealerとして取組を進めているが躓きがある、もしくは今後進めていこうと思っている経営者の皆様に聞いていただきたい内容となっております。
speaker
- 登川 塁
- 株式会社リブ・コンサルティング
モビリティ事業部 シニアマネージャー
- 青山学院大学卒業後、上場中古車流通会社に入社。営業から上級店長まで経験。営業として約500名中全国1位を2度獲得。店長として全国約60店舗中、年間粗利全国1位や売上/粗利/営業利益全国1位店舗を獲得。その後、全くの異業種である医療アシスタンス会社にて最年少で部長に就任。現在は「営業現場/心理を理解するコンサルタント」としてリブ・コンサルティングにて活動している。
次世代を創る組織戦略・制度とは
- agenda
- ポストコロナ時代の到来、環境変化がもたらしたもの
- 選ばれる企業となるための組織戦略とその要諦
- 具体的な取組事例と自社での活用
政府の労働政策の影響もあり働き方が多様化している現在、特にキャリアアップ志向が強い優秀人材や理想の働き方や生き方を求める人材は、自身にとって最適な職場を求め転職をすることも当たり前の時代になってきました。その結果、多くの企業が将来を担う経営層候補の人材流出に直面しています。若年層の早期離職率が上昇するなど人材不足も深刻化しており、人材の確保と育成を経営の最重要課題として挙げる企業が増えています。こうした背景から、組織が個人の成長を後押しし、長期的な業績向上を目指す人事施策の重要性が認識されるようになりました。そのキーワードとなるのがエンゲージメントです。
本セミナーでは、従来の組織運営ではない人事組織戦略の在り方や制度設計の方向性などをお伝えして参ります。
speaker
- 古川 裕康
- 株式会社リブ・コンサルティング
モビリティ事業部 シニアマネージャー
- 大学卒業後、証券会社、政府関連団体、ベンチャー起業、コンサルティング会社を経て現在に至る。自動車ディーラー業界を中心に組織開発をテーマとしたコンサルティングに従事。事業運営における戦略と組織・人創りをトータルでサポートしている。
我々の事業は「オーナーづくり」か
「ユーザーづくり」か
- agenda
- 単なるオーナーづくり事業からの脱却！ ユーザーづくりへのパラダイムシフト
- 市場から求められていないからできない!? 「顧客の創造」の本質
- パラダイムシフトを軽やかに！ そこにある「残価」「紹介」の再定義からの始動
我々の事業はオーナーづくりかユーザーづくりか... 「ユーザーづくり」でありたい、と強く思う。が、振り返るとどうも「オーナーづくり」に邁進してきた100年だったように見える。改めて想像してみてほしい。子供が小学生になったからキャンプに行こうとSUVに乗り換えたお客様がいる。「楽しみですね」で終わっていないか!? 子供も楽しめる、初心者でも安心なキャンプ場は？ キャンプ道具は？ たとえ自分が知らずとも、自分や店舗のお客様にはキャンプ好きはいるはず... オンラインで発注できる時代がすぐそこに。「ユーザーづくり」について考える時間を共に...
speaker
- 南澤 徹
- 株式会社リブ・コンサルティング
モビリティ事業部
- カーディーラー業界コンサルティング歴は四半世紀。主に組織活性化、マネジメント・セールス組織の生産性向上に取り組む。現場のリアルに迫るセミナーやワークショップにはファンも多い。
事例からお伝えする
事業づくりを実現する次世代型
店長育成とは
- agenda
- 次世代を担う店長は何を生み出す存在となるべきか
- 地域に根差した店舗づくりを実現するために必要な着眼点とは
- 次世代型店長を育てるための社内環境づくりとは
外部環境の変化に応じて「トップダウン」の組織から、店長を中心とした「ボトムアップ」により組織の相互作用を向上されようとする企業様が増えております。一方で「ボトムアップ」を高めようにも、次世代型の店長に求められる役割定義、店舗づくりの在り方、育成環境整備等様々な課題により推進ハードルが高いのも現状です。そのような課題を解決する一助として、次世代型店長育成の取り組みを実際の事例を用いてお伝えさせていただきます。
speaker
- 飛毛 俊祐
- 株式会社リブ・コンサルティング
モビリティ事業部
- 早稲田大学卒業後、リクルートスタッフィングへ。在籍中はMVP2回、準MVP8回受賞。その後エス・エム・エスでの営業管理職を経て、医療福祉業界の人材サービス会社を起業し現在に至る。入社後は、自動車ディーラー業界の現場～管理職層の人材育成や組織風土変革だけでなく、新規事業開発に携わるなど組織・事業の両軸で幅広いサポートをしている。2016年中小企業診断士登録
- agenda
- 本日の「学びのポイント」の整理
- 経営陣の皆様にお考えいただきたい「今後の課題」
