商圏人口減少、超高齢化社会、EV普及シナリオ、カーシェア等、カーディーラーを取り巻く環境は大きな変化があり、転換期にいます。

企業は「環境適応業」と言われます。
めまぐるしく変わる環境変化のなかから機会を見つけて自社の強みを活かし、一次的な優位性を繋いでいくことで発展し続ける。
そのために中期経営計画が存在しますが、実態は様々なステークホルダー（メーカー・銀行・株主等）に向けたものになっており、活きた中期経営計画になっていないものが数多く拝見してきました。

リブ・コンサルティングで策定する中期経営計画は「戦略的中期経営計画」と呼んでいます。
経営戦略を立案する際に、重要な経営課題を解決していくには、通常の会計期間財務である単年度の１ヶ年では、目先の利益獲得にとらわれがちになるため、経営戦略を立案するスパンとしては短すぎます。
３～５年先を考えたスパンで経営戦略を立案し、一貫性、そして継続性をもった「経営
体質の強化・改善」を図らねばなりません。この「経営体質の強化・改善」を目的とした計画を明文化したものを「戦略的中期経営計画」と呼んでいます。

戦略的中期経営計画がないと、行き当たりばったりの経営に見えてしまい社員の参画意識が上がらないことが多くなります。

戦略的中期経営計画策定のステップは以下6つに分かれます。
項目だけみると、おそらく自社で策定しているステップとほぼ変わらないと思います。
しかしながら、リブ・コンサルティングの戦略的中期経営計画では、
カーディーラー業界を長年研究し続けてきた業界特化型コンサルティングの強みを活かし、外部環境変化を抽象化具体化しながら、機会と脅威を読み解き、自社の戦略方針へ活かすかを検討いたします。

今回は、自動車小売上場会社27社の中から10社を抜粋し、その分析から紐解くカーディーラー業界の潮流と戦略的中期経営計画をどのように策定するのか。
上記を90分に亘って解説させて頂きます。
多くの販社様が4月から新期を迎えたタイミングかと思いますので、経営幹部の皆様お集まりの上、ご聴講頂ければ幸いです。

• 短期的な事業計画はあるが、中長期的な事業計画・中期経営計画がない
• 経営幹部が共通認識になっておらず、方針がブレてしまう
• 社員に対して業績マネジメントばかり伝えており、中長期的なビジョン・方向性が示せていない
• 中期経営計画策定を任せられる人材がいない、メンバー選定に悩んでいる
• 中期経営計画を策定したことがない・進め方がわからない
• 目標数値を掲げているが、具体的な戦略が不足している
• 中期経営計画を策定しているが、推進できていない

第1部　自動車小売上場会社10社から紐解くカーディーラー業界の潮流
第2部　戦略的中期経営計画のつくり方

株式会社リブ・コンサルティング
モビリティ事業部　シニアマネージャー
金原 正尚
大学卒業後、人材企業に入社。首都圏中心に大手上場企業からベンチャー企業まで約300社の採用支援、約2,000名の転職支援を行う。
リブ・コンサルティングでは一貫してカーディーラー業界特化の総合経営コンサルティングに従事。得意領域はマーケティング、セールス、採用、育成、組織づくり領域。

【WEB参加】24年5月8日(水)10:30～12:00