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めざましコラム 第26号 代替プロポーズのその前に…
今日も朝から檄が飛ぶ。
「併有車開拓 しっかり頼むぞ!
情報集めて、 見込作り。 よろしくな!!」
今月の重点施策にハッパが掛かる。 部長の笑顔が何だかコワイ。
仲の良いお客様を重点に
僕らはせっせと、 併有車の代替意向をご確認。
「奥様の車って、 買い替えとかどうですか?」
「いや~、 まだ今は特に考えてないと思うよ」
「親御さんの車って買い替えとか…?」
「そういう話は特に出てないなぁ… 問題なく走ってるし」
なるほど… しばらくは考えてないか。
ならば、 どこかに買い替えを考えているおクルマないかしら?
買い換え時期のおクルマ求めて、 今日も客先ひと回り。
残念ながら、 昨日も今日も空回り。
めぼしい案件には出会えない。
大事な取り組み、 併有車。 日々客先で情報収集。
活動に伴い、 情報は増える。 「車両情報」は着実に積み重なる。
だけど、 なかなか見つからない。 肝心要の『代替時期のおクルマ』は、 増えるどころか、 探せど探せど見つからない。
併有車開拓は難しい。
難しくて当たり前。
自己売りの管理客でも難しい代替のご提案。
ろくに会話もしていない奥様に、 面識もないご両親に…
突然の代替提案、 代替意向のご確認。
― もしも乗り替えを検討中なら、 是非私から!
そんな虫の良い話… 転がってなくて当たり前。
併有車開拓が難しい。
考えてみて欲しい。
初対面での、 いきなりのプロポーズ。
「結婚してくれ!」というあなたの言葉に、
「ええ! ちょうど結婚しようと思ってたの!」
などと、 応えてくれる人がいるだろうか。
本当に結婚したいなら、
素敵なデートの回数重ね、お互いを知り合う時間を重ね、
― ああ、この人ならば大丈夫…
と、 信頼してもらわなければならない。
相手の気持ちをないがしろにした一方的なプロポーズなんて
受け入れてもらえるはずがない。
併有車開拓 はじめの一歩。
まずは、 入庫から始めましょう。
自分を知ってもらう為に、 相手をより深く知るために
まずはデートにお誘いするのです。
「実は、 只今オイル交換のキャンペーンをやっていまして、
ぜひ奥様のお車も、 うちで見させて頂けませんか?」
突然のプロポーズには面食らうお客様も、
デートであれば、 気軽に行ける。
入庫という名のデートへ誘おう。
お客様のクルマのことを知るために
お客様のことを知るために
入庫という名のデートへ誘おう。
自分を知ってもらうために
自社の良さを知ってもらうために
デートを重ねたその後は
お客様に最高のプロポーズを。
「お客様にぴったりのおクルマをお勧めに参りました!」
- UPDATE
- 2013.02.04
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