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めざましコラム 第25号 メンテナンスパック MP依存症
「メンパ、メンプロ、マイレージ
チャオにワンパス、パックdeメンテ、加えてウェルサポ、そしてスマイルパス
名称、略称さまざまに。
内容、期間もさまざまに。
お客様に繰り返しご来店いただけるように
最終的に自社で代替していただけるように
定期点検と基本メンテナンスを、特別価格のパックでご提供。
新車販売時の加入率が高まりました!
入庫頻度が高まりました!
初回車検の掌握率も高まりました!
だけど、何だか不安が残る…
パックの入庫はあるけれど…
-車検を入庫いただけません。
-なるほど分かった。車検付きパックを作ろうぞ。
パックの入庫はあるけれど…
-期間が終わると点検入庫いただけません。
-なるほど分かった。継続パックを作ろうぞ。
いくら工夫を重ねても、入庫頻度が高まっても
どこか不安が残ってしまう。
-パックの切れ目が、縁の切れ目になってしまうのですが…
当たり前が難しい。
パック期間が終わっても、縁は強固に絆は太く
「今後もやっぱりメンテはあなたのお店にお願いしたい」
出来れば、ここまで言われたい。
「今後もお願いしたいのだけど、パックの継続は出来ないの?」
少なくとも、ここまでは言われたい。
だけど、お客様はこう思う。
「お得だって言われて入ったけど、本当にお得だったのかしら…?」
MP(メンテナンスパック)依存症
MP加入客だから、と安心してしまっていませんか?
連絡さえすれば、入庫いただけると、安心してしまっていませんか?
正しいMP入庫で、不安を払拭していこう。
MPは言わばトライアルユース。
自社のサービスを体感いただく貴重な期間。
腕に自信のある美容室だと考えてみよう。
初見のお客様には半額でサービス
「腕前」に満足いただいて、次回以降は通常価格でリピートを・・・
MP期間は「腕前」を体感いただく大事な機会。
安心している暇などない。
自社サービスの体制、腕前、そしてそれぞれのメンテナンスの価値
それらをしっかりとお客様にご理解、納得いただかなければならないのだ。
無料の1・6、12ヶ月点検・・・次々おとずれる入庫の機会。
その一回一回が、「絆」を深める大事なチャンス。
その時のパックサービスがどれだけお得なものだったのか。
そのメンテナンスがどれだけ大事なものだったのか。
「何の問題もなかった」ことが、
どれだけのリスクを回避できたのか。
プロとしてしっかりと伝えていこう。
分かりやすい言葉で伝えていこう。
お客様が「MPに入っていて良かったね」と思っていただけるように。
MP依存から脱却しよう。
入庫いただく度に、縁が深く、絆が太くなるように。
パックの入庫がある中で
-ご家族の車も加入出来ないかと相談を受けました。
-なるほど分かった。ファミリーパックを作ろうぞ。
WRITER
- TOHRU.Mコンサルタント
- コンサルティング業務全般に従事し、特に組織活性化支援、マネジメント教育、セールス部隊生産性向上に取組む。カーディーラー拠点の営業生産性向上は、延べ100拠点を越え、机上論ではない『現場で活用できるノウハウ』と『本気の支援』に定評がある。
- UPDATE
- 2013.02.04
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